人間形成における幼児期の重要性は言うまでもありません。
					この重要な時期に本園は、明るくのびのびとした自主性ある子どもを育てるための環境づくりをします。
					例えば、先生や親が何でもしてあげて、子どもはその指示どおり動くのでは伸びません。また反対に、何もしないでいることも、自主性を伸ばすことにはなりません。
					教育環境を整え、遊びの中でこどもの目で見たり、発見したことを表現していくことにより、自発性、創造性、社会性を養うことを目的にしています。
天授ヶ岡幼稚園について
 
		当園の概要について
| 法人名 | 学校法人天授ヶ岡学園 | 
|---|---|
| 名称 | 幼稚園型認定こども園 天授ヶ岡幼稚園 小規模保育ベテスダ | 
| 園長 | 福田 義明 | 
| クラス構成 | 年長 1クラス 年中 1クラス 年小 1クラス ナースリークラス 小規模保育(平成30年開園) | 
教育目標について
 
			1.健康な子供をつくる
 
			心身の健康は、特に留意しています。そのためバランスのとれた運動あそびに心がけています。
				最近の子どもをとりまく環境は、子どもから動的あそびをうばったと言われていますが、本園では、元気いっぱい戸外遊びをすることによって、逞しい子どもを育て、運動能力測定でも上位にあり、欠席も非常に少ないという結果を得ています。
2.望ましい社会態度を養う
 
			幼稚園は、子どもにとって初めての集団生活の場です。
				本園では遊びや仕事を通して、人と協力する楽しさを知らせます。しかし、その過程では友だちと対立することも、けんかもありますが、この経験を通して初めて自分とはちがった考えや感じ方をもった友だちの存在に気づき、いっしょにする楽しさや協力する気持ちをもちます。このような環境づくりをするのが幼稚園です。
3.創造性豊かな子どもに育てる
 
			子どもは思ったことや感じたことを身体を動かしたり、造形活動をしたり、言語活動で表現します。この表現活動をのびのびと楽しくさせることにより、創造性豊かな子どもに育てるように注意しています。
				表現がのびのびとするためには、基礎的な技能も必要で、その基礎的技能は、子どもの発達段階に応じて指導しますが、その技能を自分なりに使いこなし、自分の感じたことや考えを表現する創造性を養うことを最も重要視しています。
4.考える子どもに育てる
 
			知識をまるおぼえするのでなく、疑問に思ったことを子どもなりに理解し、考えていく姿勢を養うことを目的としています。
				例えば、数の理解についても遊びの中で比べたり、数えたりしながら興味づけをし、理解するようにすすめます。また、例えば「浮くもの、沈むものしらべ」なども子どもにとっては興味深い遊びです。このような活動も結論を教えることではなく、試したり、不思議に思ったり、考えたりする機会と考えています。
				このように、幼児自身が自ら発見したり、考えたりする教材や機会を用意することが我々の仕事であると思っています。
共に育ち合う保育
 
		天授ヶ岡幼稚園では、1968年より現在まで統合保育をすすめてきました。
				京都でも最も歴史が古いといえるでしょう。
				「共に育ち合う保育」育ちの中でそれぞれの時期に発達の特徴があります。その発達に根ざした保育と、 ひとりひとりが生き生きと成長する手だてと援助をしっかりしなければなりません。
				又、その一方では、育成に必要な早期発見もたいせつです。子ども達の障害の重度、重複化、多様化の進展、LD(学習障害)ADHD(注意欠陥・多動性障害) 高機能自閉症等の状態に応じた育成支援も重要な課題であると認識しています。
				子育てに気になることがあればいつでもご相談ください。
園長からごあいさつ
 
			本園の概要と方針
園長 福田義明昭和22年12月に現在当幼稚園建設位置に英国の宣教師故ミス・ドロシーエレン・ホーア師によって集会場兼住宅が建設され、昭和24年12月に現在の教会堂所在地に天授ヶ岡教会が建設された。ホーア先生は日本伝道の為に其の御一生を献げ尽くされたのですが、先生は「私は一人の子供を救うためにどこまでも行きます」と語っておられた。
					昭和25年1月ホーア先生永眠後、ホーア先生と共に31年間伝道の働きを助けておられた福田八重牧師の手によってその志が受け継がれ、全ての私財が献げられ、毎日、子供が通う教会学校が開設された。幼子をキリストヘの志は、キリスト教主義による幼児の 人格形成を目ざし、やがてそれは、幼稚園の形に結実していった。
昭和29年4月地域の強い要望もあり、キリスト教を基盤とした豊かな情操と道徳的心 情を育て、心身共に健全な発達を図ることを目的とした幼稚園が、天授ヶ岡教会附属幼稚園として京都府の認可を受け設立された。
					新たに、昭和62年4月より学校法人として、認可を受け真に幼稚園の公共性を目指し、地域社会の要請に答えようとしています。
					保育の年限は就学前1年間・2年間あるいは3年間です。
 
			 キリスト教精神に基き宗教的な情操教育で神様にも人々にも愛される思いやりのある優しい人づくりを目標にしております。
					幼児の精神教育を主とし、体力づくりにカを入れ、のびのびとスポーツを楽しみ、自分から遊びを発見する喜びを創り出し、絵画・音楽リズムによる表現力など創造性の育 成に努力し、手づくりの教育を目ざしております。
					集団生活の中で個を大切にし、1人1人のよき個性をのばしながら友だちと楽しくす ごせる子どもに育つように心がけております。
					本園では小学校の予備校のような字を教えたり数字をけいこしたりすることには特に カを入れておりませんが、毎日の生活の中で、当然数や文字にふれることが多くあります。そういう場はのがすことなく適切に子ども達の要求に応じて遊びの中に取り入れて 興味をのばせるようにしております。
					幼児教育の場で大切なのはたくさんの友だちと意欲的に遊ぶことです。幼児自ら学び 成長していけるような助言をし、楽しくすごせる場作りをしております。
					全園児と全教員との交流を大切にしてどの教諭も園内のお子様1人1人をよく理解するよう努力しております。
					幼い時の習慣は身についたらなかなか離れないものですからその年齢で出来ることは自分できちんとやれるよい習慣をつけるよう指導しております。
 教職員一同
				教職員一同
			

